はけ塗りの仕方

塗装でおなじみの“はけ塗り”について、その塗り方の基本をご紹介します。その前に、まず塗り方の名称を覚えて下さい。塗る方向によって「塗付け」「ならし」「むら切り」という呼び名があります。最初に、均一に塗る「塗付け」は、はけの“向き”と“動き”に気を付けます。塗ったあと、「ならし」で塗付けと直角方向に流していくことで、全体の塗布量均一化をはかり、仕上げとして「むら切り」をします。毛先をそろえたはけでゆっくりと一定方向にずらしていき、はけ目をそろえていきましょう。はけ目は時間が経つと平坦となり、そのうち消滅します(この現象を「レベリング」といいます)。形状が複雑な箱や家具類について、仕上がりを良く見せるコツは、人目につきにくいところを先に塗り、人目につくところは後で塗ること。塗っていく方向は、塗付けやむら切りは上下方向に、ならしは左右となります。ならしとむら切りは、“一筆書き”イメージで塗っていきます。